3つの脳内ホルモンと精油の関係|幸せホルモンをアップする精油とは?

脳内ホルモンと精油 アロマと心の関係
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ほのか先生
ほのか先生
潜在意識アロマ®開発者 森江帆乃香(Honoka Morie)です。

こちらの記事では、

3つの脳内ホルモンと精油の関係|幸せホルモンをアップする精油とは?

について、具体的にお伝えしていきます。

脳内神経伝達物質(脳内ホルモン)とは

脳内神経伝達物質とは、人間の脳内で「情報を運んでくれる運搬屋」のような存在の化学物質のことです。

脳内神経物質には以下のようなものがあります。

  • ドーパミン
  • セロトニン
  • ノルアドレナリン

精油の香りには、その脳内神経物質を刺激するものがあるため、香りによってこれらをコントロールすることができます。

ゆかさん
ゆかさん

へ〜〜!!ってことは、その時の気分に合わせて精油を選ぶことができますね。

ほのか先生
ほのか先生

そうなんです!香りを使って心身のバランスを上手に保つこともできるので、本日は、その活用術も合わせてお伝えしていきますね♪

1. ドーパミン

ドーパミンは「楽しみ」「ワクワク」という感情やモチベーションアップなどに関連のある物質です。

ゆかさん
ゆかさん

確かに、やる気を出したい時は「ドーパミン」ってイメージありますね!

ドーパミンが分泌されることで

  • 楽しくてワクワクする
  • ドキドキして高揚感が増す
  • 達成感でいっぱいになる

このような時に、ドーパミンは多量に分泌されています。

ドーパミンが不足してしまうと、意欲の低下だけでなく、好奇心や興味などが薄れてしまい、無気力な状態になります。

ほのか先生
ほのか先生

逆にドーパミンが過剰に分泌されると興奮状態となりますので、何事も程々がいいですね。

そのため、

  • 何だかやる気が起こらない
  • 苦手なことに取り組まないといけない

などの時などに香りを活用することで、ドーパミンが分泌され、やる気の回復につながります。

ドーパミンを分泌させる精油

ドーパミンを分泌させる効果のある精油をご紹介します。

  • クラリセージ
  • グレープフルーツ
  • ジャスミン
  • ローズ

これらの精油を単体で使用したり、ブレンドして使ってみるのもいいかもしれません。

2. セロトニン

セロトニンは精神の安定に効果があり、安心感や平常心など、気分にプラスの効果があるため「幸せホルモン」と呼ばれます。

セロトニンが分泌されることで

  • 心が穏やかになる
  • 充足感を感じる
  • 頭の回転が良くなり直感が働く
  • 幸福感がアップする

など、心が安定していて幸せを感じている時に多量に分泌されています。

セロトニンが不足してしまうと

  • イライラ感
  • 慢性的なストレスや疲労
  • 向上心の低下
  • 仕事への意欲低下
  • 協調性の欠如
  • うつ症状
  • 不眠

このような症状が出てきます。

しかも、セロトニン不足になると三叉神経が刺激され、炎症を起こす物質が分泌され、それによって血管が拡張して炎症が起こるため、偏頭痛が起きるなどの不調も招いてしまいます。

ゆかさん
ゆかさん

セロトニンが不足すると、頭痛や不眠も引き起こしちゃうんですね。。

ほのか先生
ほのか先生

セロトニンは脳の様々な機能を支えているので、偏頭痛だけでなく、うつ病を招くとも言われています。。

セロトニンを分泌させる精油

セロトニンを分泌させる効果のある精油をご紹介します。

  • カモミールローマン
  • ネロリ
  • マージョラム
  • ラベンダーアングスティフォリア

3. ノルアドレナリン

ノルアドレナリンとは、脳を興奮させる神経伝達物質です。

ほのか先生
ほのか先生

戦うためのホルモンといったイメージですね

ノルアドレナリンが分泌されることで

  • 闘志がみなぎってくる
  • 気合が入る
  • やる気がわいてくる

など、「やるぞーー!!」と気合たっぷりの時に多量に分泌されています。

そのため、適量のノルアドレナリンが分泌していることで、脳をほどよく緊張させることができます。

それによって、ストレスに反応して脳が興奮状態になり、ストレスに打ち勝つ闘志がみなぎるので仕事の効率アップにつながります。

ゆかさん
ゆかさん

やる気が出たら仕事も一気にはかどりますね♪

逆にノルアドレナリンが不足すると

  • やる気が低下
  • 無気力
  • 無関心
  • うつ症状

など、セロトニン不足と同じような症状が現れます。

ノルアドレナリン不足は脳を暴走させ、精神疾患を招いてしまう物質です。

ほのか先生
ほのか先生

うつ病や、動悸、めまい、発汗などのパニック障害をひき起こすのもノルアドレナリン不足からと言われています。

ノルアドレナリンは過剰分泌しても、不足しても様々な精神疾患につながるため、バランスよく調整する必要があります。

ノルアドレナリンを分泌させる精油

ノルアドレナリンを分泌させる効果のある精油をご紹介します。

  • カルダモン
  • ジュニパー
  • レモングラス
  • ローズマリー

ノルアドレナリンが不足している時は、これらの精油を活用し、

ノルアドレナリンが過剰な時は、セロトニンの分泌を高める精油を使うことで、落ち着きを取り戻すことができます。

まとめ

ドーパミンは「快」を求め、ノルアドレナリンは「不快」を避けるという性質があり、セロトニンが2つのバランスを調整してくれる役割があります。

これら3つの脳内神経物質のバランスが取れた状態こそが、最も脳のパフォーマンスが高まります。

ぜひ参考にしてみてください。

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