こちらの記事では、
について、具体的にお伝えしていきます。
歴史上の香りとは
古代エジプトでは、「香りは神への捧げもの」として生活の中でとても重要な役割を担っていました。
紀元前3000年頃の古代エジプト文明では、
- 魔除け
- 病気やケガの治療
- 身だしなみ
- 性行為の際
などにも使われており、 ミイラづくりには乳香(フランキンセンス)や没薬(ミルラ)などの精油が使用されたりしていました。
今日はそんな歴史上の香りの中でも
- キフィ
- ハンガリアン・ウォーター
- ケルンの水
これらの香りとレシピについてお伝えしていきます。
キフィ
キフィとは「聖なる煙」とも言われており、古代エジプトで「神事や王の葬儀」などで用いられたとされる香料です。
香りは「甦り=再生」に繋がると考えられていたため、古代エジプト人にとって欠かせないものとして、主に神殿で焚かれていました。
その他にも、キフィは別名「神々を迎える香水」とも呼ばれおり、
- 眠りを誘うために香りを焚いていた
- 薬として服用していた
などの記述が残っています。
キフィのレシピ
キフィのレシピ(例)をお伝えします。
- ミルラ2滴
- フランキンセンス2滴
- カルダモン1滴
- ガルバナム1滴
- サンダルウッド1滴
- ジュニパーベリー1滴
- ペパーミント1滴
- ベンゾイン1滴
- レモングラス1滴
- ローズ1滴
これらの精油をブレンドすることで、キフィの香りを再現することができます。
※レシピはイメージあり、完全な再現ではありません。
ハンガリアン・ウォーター
ハンガリアン・ウォーターとは「最古の香水」とも言われています。
14世紀頃には「若返りの水」として
- 体力を回復させる
- 精神を高揚させる
- 膝や神経を直す
- 視力を元に戻す
- 衰えないようする
- 命を長らえさせる
など、治療薬としても愛用されてきました。
ハンガリアン・ウォーターは、現在も香水やローション、トリートメントとしても活用されています。
若返りの媚薬といわれる伝説の王妃の水、ぜひ試されてみてくださいね!
ハンガリアン・ウォーターのレシピ(アロマ)
ハンガリアン・ウォーターのアロマレシピをお伝えします。
- ハーブウォーター(ネロリ)25ml
- ハーブウォーター(ローズ)20ml
- 無水エタノール5ml
- ローズマリー2滴
- ラベンダーアングスティフォリア1滴
<作り方>
無水エタノールに精油を混ぜて後、ハーブウォーターを加えさらによく混ぜて完成です。
※レシピはイメージあり、完全な再現ではありません。
ハンガリアン・ウォーターのレシピ(ハーブ)
ハンガリアン・ウォーターのハーブレシピをお伝えします。
<必要な材料>(乾燥ハーブ)
- ローズマリー4g
- ペパーミント4g
- レモンピール1g
- ローズレッド1g
<作り方>
1.40度のウォッカを100mlビンに入れる
2.毎日200回シェイクする。ひなたに保管する。
3.3か月後にハーブを濾して遮光ビンにいれて、冷暗所に保管する。
※レシピはイメージあり、完全な再現ではありません。
ケルンの水
ケルンの水とは、17世紀の末に、イタリア人の理髪師(フェミニスさん)が、ドイツで作った「世界最古の香水」と言われています。
当時、この「ケルンの水」は香水だけでなく、飲むこともできたため、胃腸薬として使用したり お肌にも使用できる万能薬だったそうです。
ケルンの水レシピ
ケルンの水のレシピをお伝えします。
- 無水エタノール5ml
- 精製水45ml
- ベルガモット3滴
- スイートオレンジ2滴
- ネロリ2滴
- ローズマリー2滴
- ラベンダーアングスティフォリア1滴
<作り方>
無水エタノールに精油を混ぜ、その後精製水を加えさらによく混ぜたら完成です。
※レシピはイメージあり、完全な再現ではありません。
まとめ
古くから伝わる「いにしえの香り」がどんなものか、ぜひ参考にされてみてくださいね!
コメント