【世界最古の香りとは?】歴史上の香りと再現レシピ

世界最古の香りとは アロマの歴史
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ほのか先生
ほのか先生
潜在意識アロマ®開発者 森江帆乃香(Honoka Morie)です。

こちらの記事では、

歴史上の香りと再現レシピ

について、具体的にお伝えしていきます。

歴史上の香りとは

古代エジプトでは、「香りは神への捧げもの」として生活の中でとても重要な役割を担っていました。

紀元前3000年頃の古代エジプト文明では、

  • 魔除け
  • 病気やケガの治療
  • 身だしなみ
  • 性行為の際

などにも使われており、 ミイラづくりには乳香(フランキンセンス)や没薬(ミルラ)などの精油が使用されたりしていました。

ゆかさん
ゆかさん
香りは、生活の一部だったんですね!
ほのか先生
ほのか先生
そうですね。当時は、芳香成分のある植物を燃やし、立ち上がった煙と香りと共に、「願いや祈り」を込めていたとされています。

今日はそんな歴史上の香りの中でも

  • キフィ
  • ハンガリアン・ウォーター
  • ケルンの水

これらの香りとレシピについてお伝えしていきます。

キフィ

キフィとは「聖なる煙」とも言われており、古代エジプトで「神事や王の葬儀」などで用いられたとされる香料です。

香りは「甦り=再生」に繋がると考えられていたため、古代エジプト人にとって欠かせないものとして、主に神殿で焚かれていました。

ゆかさん
ゆかさん
神殿で焚かれていた香りだなんて、何だか高貴なイメージですね!
ほのか先生
ほのか先生
キフィという名前は、「悪魔が寝室に入らないように」という意味で付けられたそうですよ♪

その他にも、キフィは別名「神々を迎える香水」とも呼ばれおり、

  • 眠りを誘うために香りを焚いていた
  • 薬として服用していた

などの記述が残っています。  

キフィのレシピ

キフィのレシピ(例)をお伝えします。 

<必要な材料>
  • ミルラ2滴
  • フランキンセンス2滴
  • カルダモン1滴
  • ガルバナム1滴
  • サンダルウッド1滴
  • ジュニパーベリー1滴
  • ペパーミント1滴
  • ベンゾイン1滴
  • レモングラス1滴
  • ローズ1滴

これらの精油をブレンドすることで、キフィの香りを再現することができます。

※レシピはイメージあり、完全な再現ではありません。

ハンガリアン・ウォーター

ハンガリアン・ウォーターとは「最古の香水」とも言われています。

14世紀頃には「若返りの水」として

  • 体力を回復させる
  • 精神を高揚させる
  • 膝や神経を直す
  • 視力を元に戻す
  • 衰えないようする
  • 命を長らえさせる

など、治療薬としても愛用されてきました。

ゆかさん
ゆかさん
わぁ!若返りの水だなんて、魅力的ですね♪♪
ほのか先生
ほのか先生
70代だったハンガリー王妃がハンガリアン・ウォーターを使ったことで王子にプロポーズされたというエピソードも残っているんですよ♪

ハンガリアン・ウォーターは、現在も香水やローション、トリートメントとしても活用されています。

若返りの媚薬といわれる伝説の王妃の水、ぜひ試されてみてくださいね!

ハンガリアン・ウォーターのレシピ(アロマ)

ハンガリアン・ウォーターのアロマレシピをお伝えします。

<必要な材料>
  • ハーブウォーター(ネロリ)25ml
  • ハーブウォーター(ローズ)20ml
  • 無水エタノール5ml
  • ローズマリー2滴
  • ラベンダーアングスティフォリア1滴

<作り方>

無水エタノールに精油を混ぜて後、ハーブウォーターを加えさらによく混ぜて完成です。

※レシピはイメージあり、完全な再現ではありません。

ハンガリアン・ウォーターのレシピ(ハーブ)

ハンガリアン・ウォーターのハーブレシピをお伝えします。

<必要な材料>(乾燥ハーブ)

  • ローズマリー4g
  • ペパーミント4g
  • レモンピール1g
  • ローズレッド1g

<作り方>

1.40度のウォッカを100mlビンに入れる

2.毎日200回シェイクする。ひなたに保管する。

3.3か月後にハーブを濾して遮光ビンにいれて、冷暗所に保管する。

※レシピはイメージあり、完全な再現ではありません。

ケルンの水

ケルンの水とは、17世紀の末に、イタリア人の理髪師(フェミニスさん)が、ドイツで作った「世界最古の香水」と言われています。

ゆかさん
ゆかさん
世界最古の香水。。どんな香りがするんだろう〜
ほのか先生
ほのか先生
ドイツで売り出した際の「オー・アドミラブル=すばらしい水」が起源となり、この香水をドイツにいたフランス兵が祖国に持ち帰ったことによって、フランスで広まったとされているんですよ♪

当時、この「ケルンの水」は香水だけでなく、飲むこともできたため、胃腸薬として使用したり お肌にも使用できる万能薬だったそうです。

ケルンの水レシピ

ケルンの水のレシピをお伝えします。

<必要な材料>
  • 無水エタノール5ml
  • 精製水45ml
  • ベルガモット3滴
  • スイートオレンジ2滴
  • ネロリ2滴
  • ローズマリー2滴
  • ラベンダーアングスティフォリア1滴

<作り方>

無水エタノールに精油を混ぜ、その後精製水を加えさらによく混ぜたら完成です。

※レシピはイメージあり、完全な再現ではありません。

まとめ

古くから伝わる「いにしえの香り」がどんなものか、ぜひ参考にされてみてくださいね!

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