【重要】精油とトリートメントにおける禁忌/使用を控えた方がいいケースとは?

精油の禁忌 アロマの基礎知識
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こんにちは!

森江帆乃香
ほのか先生

潜在意識アロマ®開発者 森江帆乃香(Honoka Morie)です。

こちらの記事では、

  • 精油とトリートメントにおける禁忌

について、使用を控えた方がいいケースなども紹介しながら具体的にお伝えしていきます。 本日紹介する症状一覧

  • 妊娠中、授乳中
  • 月経過多、多量月経
  • 高血圧
  • てんかん
  • 腎臓疾患
  • 皮膚刺激
  • 光毒性
  • 集中したい時
  • 飲酒前後
  • 薬を内服中

一つずつ説明していきます。

使用を控えた方がいい精油とその理由

精油には様々な作用や効能があります。

その一方で、症状や体調によっては使用しない方がいいものもあります

病院にかかっていたり、薬を飲まれているなどの場合は、お医者さんや専門家に相談してから使用するようにしてください。

森江帆乃香
ほのか先生

精油は使い方によっては「毒」にもなりえますので、使用する前にはしっかり確認しておきましょう!

妊娠中〜授乳中

妊娠中授乳中に使用を控えた方がいい精油(エッセンシャルオイル)は以下の通りです。

全ての精油

妊娠初期〜後期、そして産後の授乳している期間は、基本的に精油の使用は控えておきましょう。

理由としては、これらの精油には

  • 通経作用(月経を促し、規則的にする働き)
  • 神経毒性(抗がん剤により現れる副作用の一つで、手足のしびれや冷感刺激に敏感になる)
  • 堕胎作用(流産を引き起こす可能性がある)

などが含まれている精油があるためです。

妊娠中・授乳中は体も敏感になりやすいので全ての精油に対して注意が必要です。

森江帆乃香
ほのか先生

柑橘系の精油・ローズウッド・フランキンセンスなどは妊娠中でも安心して使用できる精油となっています。  

月経過多・多量月経

月経過多・多量月経の方が使用を控えた方がいい精油(エッセンシャルオイル)は以下の通りです。

  • クラリセージ
  • ペパーミント
  • ミルラ
  • パチュリ
  • サンダルウッド
  • サイプレス

理由としては、これらの精油には、

  • 通経作用(月経を促し、規則的にする働き)

があるため、一時的に月経量が増える可能性があるからです。

森江帆乃香
ほのか先生

頻繁に月経になっていたり、月経量が多い方は使用を控えるようにしてください。

高血圧

高血圧の方が使用を控えた方がいい精油(エッセンシャルオイル)は以下の通りです。

  • ローズマリーカンファー
  • ユーカリグロブルス
  • ペパーミント
  • アルベンシスミント

理由としては、これらの精油には、

  • 循環促進作用血液の循環を刺激促進する働き

があるため、血流が急激に上がり、脳出血などの恐れがあるためです。

てんかん

てんかんの症状がある方が、使用を控えた方がいい精油(エッセンシャルオイル)は以下の通りです。

  • ユーカリグロブルス
  • ローズマリーカンファー
  • ペパーミント
  • ラベンダーストエカス
  • ヒソップ
  • セージ
  • シダーウッド
  • アルベンシスミント
  • ローズマリーベルベノン
  • ラベンダースピカ
  • ヘリクリサム

理由としては、これらの精油には

  • 神経毒性(抗がん剤により現れる副作用の一つで、手足のしびれや冷感刺激に敏感になる。

があるため、発作を誘発する可能性があるからです。

森江帆乃香
ほのか先生

これらの精油には、神経を刺激する作用のある「ケトン類」「ラクトン類」を多く含んでいるため、使用には注意が必要です。

腎臓疾患

腎臓に疾患を抱えている方が、使用を控えた方がいい精油(エッセンシャルオイル)は以下の通りです。

  • ジュニパー

理由としては、この精油には

  • 体液循環促進作用(体内にたまった老廃物や毒素を排出する働き)

があるため、排尿量や排尿回数が増え、一時的に腎臓に負担がかかる可能性があるからです。

皮膚刺激のある精油

皮膚への使用を控えた方がいい精油(エッセンシャルオイル)は以下の通りです。

  • ウィンターグリーン
  • カルモダン
  • クローブ
  • ペパーミント
  • シナモン
  • ベルガモット
  • メリッサ
  • ヤロウ
  • レモングラス
  • サンショウ
  • ユズ
  • ヒノキ
  • レモンユーカリ
  • ローレル
  • オレガノ

これらの精油には

  • 皮膚刺激作用(皮膚組織や末梢血管を直接刺激し、炎症、紅斑、かゆみなどの反応を起こす)

が含まれています。お肌に使用することで、アレルギーを起こしたり、痒みが出るなどのトラブルが起こる可能性がありますので、肌の使用は控えておきましょう。

光毒性のある精油

光毒性のある精油(エッセンシャルオイル)は以下の通りです。

  • ベルガモット
  • ライム
  • オレンジビター
  • レモン
  • グレープフルーツ
  • ユズ

これらの精油には

  • 光毒性(紫外線に当たることで起こる皮膚の炎症のこと)

があります。

光毒性とは、精油を肌につけた状態で日光(紫外線)に当たることで、「色素沈着(シミ)」や「炎症」などの皮膚トラブルが起こることをいいます。

生徒
ゆかさん

これは女性は特に気をつけたい内容ですね。

森江帆乃香
ほのか先生

光毒性のある精油は、紫外線だけでなく「日焼けサロン」でも同じ反応が起こるので注意が必要です。

外出時に精油を皮膚へ使う場合は、「光毒性がないか精油かどうか」をしっかり確認して使うようにしましょう。

集中したい時

集中したい時に使用してはいけない精油(エッセンシャルオイル)は以下の通りです。

  • イランイラン
  • クラリセージ
  • ジャスミン
  • ネロリ
  • ベンゾイン

これらの精油には

  • 鎮痛作用(紫外線に当たることで起こる皮膚の炎症のこと)

が高いため、集中することが困難になる可能性があります。

逆に集中するときにオススメな精油は

  • レモン
  • ユーカリ
  • オレンジスイート
  • ローズマリー

などがオススメです。

飲酒前後

飲酒前後などに控えた方がいい精油(エッセンシャルオイル)は以下の通りです。

  • 全ての精油

アルコールを飲む前・飲んだ後にアロマを使用すると、通常よりも酔いやすく、吐き気が起こる可能性があります。

森江帆乃香
ほのか先生

特にクラリセージの使用は控えておきましょう。

薬を内服中

薬を内服中の際に使用を控えた方がいい精油(エッセンシャルオイル)は以下の通りです。

  • 全ての精油

ケースによっては薬と相対する作用の精油があるため、使用されたい時は必ず医師に相談してから使うようにしましょう。

そんな中、薬を内服中でも安心して使用できる精油は

  • ローズウッド
  • フランキンセンス

まとめ

精油を安全に楽しむためにも、「禁忌」をしっかり確認しておくことはとても大切です。

森江帆乃香
ほのか先生

ちなみに動物がいるご家庭では注意が必要です。

特に猫はわずかな量であっても肝臓が精油に耐えることができません。

 

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